現在僕が着てるのが、ecwcs level7 primaloft、Wildthings製、M-Reg
ECWCSとは(英: Extended Cold Weather Clothing System)
拡張式寒冷地被服システム
華氏45度(摂氏7.2度)から華氏-50度(摂氏-45.6度)までの気温の中で適切な環境保護を維持することを目指している。
第3世代は拡張式気候戦場戦士被服システム
現在は第三世代
レベル1:薄手の吸汗拡散生地のアンダーシャツとズボン下
レベル2:やや厚手の吸汗拡散生地のアンダーシャツとズボン下
レベル3:フリースジャケット
レベル4:ウインドジャケット
レベル5:撥水生地のジャケットとズボン
レベル6:防水透湿生地のジャケットとズボン
レベル7:中綿入りオーバーコートとズボン(マシュマロスーツ)
シャツ着て、ツナギ着た上に、羽織って、ど寒い中、岸壁で仕事するのに重宝します。
さて。
他国軍はECWCS的な物を全兵士に支給出来るようなマネできないの。なぜなら必要ないから
米国は軍需産業のために戦争してるようなもんだから研究開発費なんて内需拡大の公共事業ぐらいにしか考えてないの。とはいえ、911以降におもいっきりそれら所謂彼等の作業着が量産された。それが横流しになったり払い下げられたりした。だから、質はいい。
しかし、今となって、芸能人の管田さんや坂口さんが着たから人気でた。坂口さんのは偽物、管田さんのはガチ。彼は着るものはマニアみたいですね。ユーチューバの人が張り切ってreviewしてるが、あれも偽物です。ミリタリー老舗店舗は、在庫を失い、コピー品を仕入れるようになり、それが今蔓延しています。日本における軍事産業が儲からないのは承知で、昨年、戦闘服で、ユニチカとクラレが談合して怒られた。
そんなわけで、もう少しごたくを。
アメリカ陸軍ならECWCS GEN3 LEVEL7
アメリカ海兵隊ならHAPPY SUIT
アメリカ軍特殊部隊ならPCU LEVEL7
古着屋などにも大量に出回って、現行装備にもかかわらず『デッドストック』『レア』と称して売られていますが、上二つは別にそこまでレアでも何でも無く
同等品がアメリカ軍に納入しているメーカーから市販されており、個人輸入で公式サイトからも簡単に買えますが、なんせ僕にとっては高額。
まあしかし、同等性能でブランド商品だと軽く5万超えたり10万とかします。
このようなミリタリー実物は、ほんとに勉強しないと偽物を掴むことになるので、知識ない人は危険な領域です。まあそもそも、それが本物と信じて着用するのだからいいんですが、なんだ。プリマロフトってこんなもんか。エピックなのこれ?ってなります。
エピックとは、
Epic (エピック)
従来の機能ウェアにとって,洗濯は性能の劣化をまねくものでしたが、エピックは100回洗っても性能が落ちない抜群の撥水性と防風性
簡単にこんな感じ。
で、ecwcs gen3 level7 なんだけど、現行ではepic素材でなく、milliken素材なんです。似たような素材なんだけど、epicのが凄い。
で、そのepicを使ってるモデルは、wildthings社の前期モデルと、
海兵隊のハッピーと特殊部隊のPCU
後者ふたつは、本物はまず手に入らないみたいです。マニアック価格です。
てか、level7を必要とする環境下では、液体を被ることはないw
だってマイナス20度とかですからね。
簡単にいうと、軽くて暖かくて洗える。
冬は普段着も仕事着もこればかりです。すぐ汚れるのでちょくちょく洗ってます。洗濯機でいけるみたいですが、僕は風呂で丁寧に洗ってから、洗濯機で脱水を軽くかけ、陰干ししてます。すぐ乾きます。
水もこのように弾きます。あまりにも大量長時間では染み込んできます。しかし速乾性があるので中まで濡れることはいまのところないです。
内側のこのデカいメッシュポケットは、週刊少年ジャンプを入れます。嘘です。濡れた手袋を入れておくと、体温と、速乾性なジャケットとの効果で乾かすのだそうです。これが結構便利なのです。
ロットナンバーだとか、タグのサイズやデザインなどから、本物と偽物を見抜けたりします。例えば、LOT3197は偽物、もちろん3197の本物は存在するけど、サイズがMに限られたりする。偽物を本物として売ってるのがほとんどで、epicではなく、単なるポリエステル。primaloftではなく、紙タグ布タグ付けといて、ただの安い羽毛です。
さておき、ほんとに温かいです。値段は変化していますが、明らかに相場より安いのは危険です。なんでもそうなんですけどね。
あ、あと、サイズなんですが、かなり、ほんとにかなりデカイです。178cm62kgの僕がMサイズを着ていますが、デカイです。腕もすっぽり収まっちゃいます。手首に止めがあるので袖の長さは気になりません。お尻も隠れるくらいです。これだけ高性能の防寒なので、ダボッと包み込まれるような着込みがよいです。
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