こんな3打ちロープのショートスプライスもあります。

何かと忙しく、動画もブログもサボってました。

今月(8月)初旬に、シンガポールはKeppei Shipyardへ仕事にいってきました。LNG船のホーサーの点検及び再加工です。

某大手の危険物運搬船では、乗組員によるホーサーの再加工は良しとされておらず、ロープメーカーのプロフェッショナルのみ再加工が許されていたりします。

そんなわけで、毎度再加工してる最中は、チョッサー含めクルー数名に囲まれ、物珍しい感パンパなく見物されます。片言の英語で対応しますが半分以上わかりません(笑)

暑さと疲労と慌ただしさ、NOカメラもあり、なにも画像でお届けできないのが悔やまれます。仕事なので仕方ないです。

そんなわけで、月末に向けて太物の3打ちロープのエンドレス加工の仕事に追われていますが、休憩中に細物のロープ屑で、ショートスプライス動画を1発撮りしたのでアップしました。

ネット上の3打ちエンドレス加工、ショートスプライス加工では、差し代となる部分、ストランドをバラして左右組んで編み込んでいく方法が主流です。というかそれしか見当たりません。

例えば、精密な仕上げ長を求められる案件など、絶対に印と印が重なっていなければならない場合、まれにこの方法で加工することがあります。

動画前半はその組まずにショートスプライスをします。

後半巷にあるものと同じく組んでスプライスしています。

要望があれば、1つ1つの手順画像で投稿も考えていますが、今回は動画でお楽しみください。